「辞めた従業員から突然残業代の請求を受けた!どうしたらいい?」
というご相談がここ数年で急激に増えてきています(その逆に、請求できますか?というご連絡も受けることがあります)。
経営者の方にとって、辞めた従業員からの請求は、「寝耳に水」ということも多く、対応に困られることが多いです。
残業代請求について、
①支払いを要する場合は、その金銭的な負担
②裁判となったときは、その時間と費用の負担
③精神的な負担
などがあります。
ただ、残業代請求といっても、どのような手段で請求してきたのかによって、経営者の方の負担の重さは大きく異なります。
例えば、
・どんな書類が来たのか(ときには、メールや電話がきただけという場合もあります)?
・どこから送られてきたのか(従業員本人?裁判所?弁護士?など)?
・その金額や根拠は?
・どの程度証拠がありますか?
・どんな方でしたか?
・労働組合の支援を受けていますか?
などによって、対抗する手段や争う場所が異なります。
内容によっては、裁判所に赴くことなく、終結させることができることもあります。
(逆に、最初から裁判所での対応を余儀なくされるケースもあります。)
残業代請求については、古くて新しい紛争であり、弁護士の中でも、経験の有無や数は大きくことなるのが実情です。
請求を受けた場合は、あわてず、しかし迅速に弁護士などにご相談ください。
もちろん、当事務所も弁護士が空いている時間であればいつでも無料でご相談を受け付けております。
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