No.8 請負代金を回収した事例(建設業)
H社は、建設業を営んでおり、特殊な技術を有していることから、お客様から高い評価を受けています。
H社は、相手方から建物の改修の依頼を受け、その工事を無事終了したので、請負代金を請求したところ、相手方は、「支払義務がない」ということを言い、一向に支払ってきませんでした。
その理屈がよく分からず、困っていたことから、当事務所に相談に来られました。
弁護士が相手方と交渉したところ、相手方は債務は新設した会社へ承継するため、自分の所には支払い義務(債務)はない、という主張でした。
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そこで、H社にその旨の説明や同意はしたのか確認したところ、社長としては寝耳に水の話であるということでした。
H社の意向を伺うと、請負代金が入ってこないことも問題だが、こうした債務逃れをしようとした経営者に対して立腹している
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